働き方改革「生産性向上マネジメント」番外編①
'2019.12.23
今回は、管理職向けの「生産性向上マネジメント」番外編①として、「その他、理想のマネジメントたち」についてお話ししたいと思います。
これまで、チームをマネジメントする立場である管理職が、「理想の上司」となるために、チームの生産性向上に向けてどのようにしてマネジメントすべきかについてお話してきましたが、ここからは、これまでに挙げなかった「その他の理想のマネジメント」として、部下の「こころの声」をご紹介したいと思います。
部下から見た上司と、上司から見た部下では、やはり人ですので、それぞれ認識に相違があることは仕方がないことかも知れません。しかし、お互いの認識がずれたままでは、円滑な意思の疎通はできず、仕事にも支障が生じかねません。部下は、上司の指示ややり方を見て、どのように感じているのでしょうか。
★その他、理想のマネジメントたち★
☆部下の心の声から・・・☆
◎何でもかんでも定例で長い会議は無駄。認識合わせや重要・急ぎの情報共有には、短時間の打ち合わせが有効。
◎簡易な報告であれば、メールで十分。文章としても残り、二度手間もない。
◎手書きの修正よりも、電子媒体での修正を。
→手書き文字では判読に時間がかかります。
◎残業や休日の作業が発生する場合には、「時間外に申し訳ない」の一言を伝える。
→部下にも家族やプライベートがあります・・
☆一方で、幹部からのご意見・・☆経験豊富な管理職だからこそできること
◎長年の経験から、顕在化していないが問題になりそうな点については労力を惜しまず先手を打つ。(やりすぎには注意・・)
そうしておけば、いざ課題が顕在化したときに、課員に無理をさせて勤務環境を急激に悪化させることなく対応ができる。
◎会議をしても黙っているだけ。すぐに出来ない言い訳をする。指示内容を理解していない。
→内容が分からない点や難しい点があれば、まずは相談してもらいたい。個別でも対応できる。
いかがでしたか?次回は、働き方改革「生産性向上マネジメント」番外編②「理想の業務マネジメントに近づくコツ」についてご紹介したいと思います。お楽しみに。
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