働き方改革「生産性向上マネジメント」番外編②(後編)

あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。

新年第一回目は、前回に引き続き、管理職向けの「生産性向上マネジメント」番外編②として、「理想の業務マネジメントに近づくコツ(後編)」についてお話ししたいと思います。それでは、どうぞ。


◎全体のスケジュールは、関係者全員がしっかり共有できているか?

→残業時間が長い部下がいたら・・・次のことをチェック!

①まずは、部下の業務について聞いてみましょう。

部下と面談したことはありますか?個別案件の「ホウレンソウ」以外に話す機会をもってみましょう。

※課員一人ひとりが、自分の業務を把握し、何に時間がかかっているのか(絶対量が多いのか、要領が悪いのか、苦手なことがあるのか、何度も修正して時間がかかっているのか等)を知ることが必要です。

②その上で、長時間労働になっている原因を一緒に見つけましょう。案外、部課長が気付かないことや自身が若い頃に悩んだことと同じことで悩んでいるものです。これまで培った業務のノウハウを、ぜひ後輩に伝えてください。


○業務量が多すぎる

→特定の係に業務が集中しているのであれば、課内の業務分担を変えてみましょう。


○要領が悪い(無駄な作業に時間をかけすぎている、やり方がまずい等)

→業務のノウハウを、ぜひ後輩に伝えてください。


○知識・経験不足のため勉強しながら行うので時間がかかる

→効率の良い勉強法を、ぜひ後輩に伝えてください。


○打ち合わせ、外出、外線対応など、他律的な業務に時間を割かれ、自分の作業時間を確保できない

→打ち合わせは終了時間を意識していますか?テレワークを活用し、まとまって作業できる時間を取らせることも一案です。午前中のテレワークは、満員電車も避けられます。


いかがでしたか?次回は、働き方改革「生産性向上マネジメント」最終章、番外編③「やっぱり、仕事はHAPPYに!」についてご紹介したいと思います。お楽しみに。


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