働き方改革「生産性向上マネジメント」番外編③(後編)

今回は、前回に引き続き、管理職向けの「生産性向上マネジメント」番外編③として、「理想の業務マネジメントに近づくコツ(後編)」についてお話ししたいと思います。それでは、どうぞ。


★普段の業務を少し工夫するだけで、自分も部下もHAPPYになるコツ★

◎作業指示は「成果物のイメージ」を示していますか?

「○○作っておいて」のお願いだけでは、具体的な仕上がり像をイチから考えなければならず(分量は?形式は?骨子は?)部下は非常に悩み、時間をとられます。さらに、結果的に上司のイメージと合わず手戻りが生じます。手書きでよいので、イメージを共有しましょう。


◎「これはメール報告でよい」「この資料は今日中に机の上に置いておいて」とはっきり伝えていますか?

簡易なことでも、直接報告しなければと思い、長時間待っている部下がいます。」自分が急がなくてよいと思っている指示でも、最優先だと思って処理している部下がいます。


◎最近、褒めたことはありますか?

年次関係なく、褒められて悪く思う人はいません。部下は皆、経験が少ない中で一生懸命なのです。小さなことでも、よくできたと思ったときは積極的に褒めてください。「さすが!」「ここまでまとめてくれてありがとう」という一言で、部下のやる気はさらにアップします。


◎不機嫌な顔で一日中過ごしていませんか?

上司の機種が悪いと、どうしても相談しにくくなります。いやなこと、イライラするときはもちろんあると思いますが、コーヒーブレイクや家族の写真を眺めてみるなど、一日のどこかでは穏やかな時間をつくりましょう。


いかがでしたか?これまで、管理職向けの働き方改革「生産性向上マネジメント」についてお話ししてきましたが、何か一つでも参考になるお話がありましたら幸いです。今後も「快適な職場環境づくり」を基本テーマに、それにまつわるお話を中心にご紹介していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。


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