ハローワークの求人票と利用方法の変更ポイント!

今年の1月から、ハローワークのサービスが大きく変わったことをご存じでしょうか?ハローワークでは、インターネットサービスの機能を充実させるなど、企業や求職者のニーズに応じたサービスの充実が図られていますので、ご紹介したいと思います。


ポイント①「求人票の情報が充実、より分かりやすく」

1.求人票の様式が変わり、掲載する情報量が増え、求職者に対して求人情報をより詳細に伝えることができるようになります。

例えば、今回の変更で「正社員登用」「受動喫煙対策」「必要なPCスキル」「36協定における特別条項」などの項目が新設されるとともに、「仕事の内容」など登録可能な文字数が増え、より具体的な求人条件を表示することができるようになります。


2.ハローワークインターネットサービスとハローワーク内に設置されたパソコン(検索・登録用端末)が一本化され、求人情報の内容や検索方法が同じになります。

従来は、ハローワークインターネットサービス上で公開される求人情報は、求人票の一部の情報に限定されていましたが、ハローワーク内のパソコンと同じ求人情報が公開されるようになります。


3.求人票に掲載する情報のほか、ハローワークインターネットサービスにおいて、事業所の画像情報(職場の作業風景や建物の外観など)や「事業所からのメッセージ」などの企業からのPR情報も提供できるようになります。


ポイント②求人の申込方法が変わります!

1.従来の求人申込書(OCR用紙)は廃止され、ハローワーク内に設置されたパソコンで、求人情報を入力(仮登録)後に、窓口で本登録の手続きを行います。希望者には、筆記式の求人申込書も用意されています。


2.企業には、ハローワークインターネットサービス上に、事業所専用の「求人者マイページ」を開設すると、会社のパソコンから求人申込み(求人仮登録)ができるようになります。


いかがでしたか?これまでハローワークを利用されている企業にとっては、新規の追加項目を登録する必要がありますので、求人条件や企業情報の見直しなど、情報の整理と内容確認を行う必要があります。しかし、公開できる情報が増えることにより、より強力なPRが可能となるほか、使い易くなりますので、有効活用しない手はありません。