働き方改革で労災防止を!

4月に施行された『働き方改革』の目玉である『時間外労働の上限規制』ですが、これまでも多くの労災が発生しており、今回の道路舗装工事会社の課長の男性(46)も、長時間労働を原因とするくも膜下出血による過労死だったとして、労災認定されています。
会社の出勤簿ではすべて「午前8時~午後5時」と定時で記録され、労働時間が正確に把握されていませんでした。パソコンの使用履歴などから最長で月213時間超の残業があったことなども判明しています。

働き方改革では、客観的な時間管理とともに、実労働との乖離がないようチェックも求められています。
家族は「会社は家族を大切にするとうたっていたが、社員も家族も大切にされていなかったと実感する」と話されたそうです。
企業としては、働き方改革の対策に取り組んでおられ、苦慮されていますが、ただのコンプライアンスということだけでなく、働きやすい職場環境の構築も同時に進めていくことが、今後の人材不足の解消の上でも必要になってきそうです

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