働き方改革「身近な生産性向上策(一般社員編)」④

今回は、一般社員向けの「身近な生産性向上策」④として、「仕事の指示が不明確な時には、方向性やイメージをすぐ相談」についてお話ししたいと思います。


最初からひとりで100点を目指していませんか?手を着ける前に上司と方向性やイメージを相談!上司の指示が不明瞭なときは、逆に明るく質問して確認!


「○○作っておいて」と言われ、とりあえず「はい!」と言って受けたものの、「分量は?形式は?内容の骨子ってどんなものを想定されているんだろう?」そもそもこれって急ぎなの・・?」と困った経験がある人は多いと思います。


そんな時は、l3つのポイントで、明るく逆に質問して、自分から明確化してしまいましょう!

・「何のためのものか」・・・誰が何のために使用するものか?

・「何をどのように」・・・方向性(成果物のイメージは?)

・「いつまで」・・・締切りは?どれくらいの精度の段階でもってくる?


業務のコツ

指示が不明瞭。悩む。。。そんな時には、まず方向性やイメージの相談!

詰まっていなくても、こまめに相談して方向性を擦り合わせる!

「とりあえずご報告したいのですが」「ちょっと相談があるのですが」と前置きして積極的に相談し、状況を共有しておくと、手戻りが少なくて済みます。


上の3つのポイントで質問した方が、双方に齟齬が生じず、効率的です。確認や相談の際は、書面や図で説明できると、なおGoodです。


※上司の方は「詰まっていない!」と担当者を責めては逆効果(担当では詰められない部分もありますので、積極的に相談にのりましょう)


ちょっとしたコツ集

・具体的なイメージを聞こうと思っても抽象的にしか指示が無い場合もある。そのときは、とりあえずそれっぽいものを作ってさっさと上司に相談する。上司自身が何を求めればよいかを言語化できないことも多いので、現物のたたき台があった方がいい。

・50~60点ぐらいの資料を作って早めに上司に相談する。

・60点の資料をさっさと作成して、いろんな人との議論・確認を経て洗練させればよいという意識を持つ。

・方針が固まっていないものに多くの労力をかけない。相談に必要な最低限の資料を早く揃えて相談し、上司の方針を確認する。

・できあがり目標時期を決めて、その段階のもので相談する。

・アウトラインができた段階で発注者に見せる。


いかがでしたか?次回は「生産性向上マネジメント(管理職編)」④「作業指示は、趣旨・スケジュール・成果物のイメージ・重要度を明示」についてご紹介したいと思います。お楽しみに。


職場の最適な労務管理をご提案 → コンサルテーション


よくある質問は、こちら